松原始(カラス先生)の大学・結婚wikiプロフィールとおすすめ書籍

ベストセラー「カラスの教科書」で知られる松原始さんをご存じですか?

松原始さんはカラス研究の第一人者です。

カラスは日本中どこでも見られるありふれた野鳥ですが、実はわからないことがたくさん!

ここでは、松原始さんの大学や結婚、wikiプロフィールや著作などを調べました。

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松原始(カラス先生)のwikiプロフィール

松原始のwikiプロフィール

松原始(まつばらはじめ)

生年月日 1969年生まれ

出身地 奈良県奈良市

職業 東京大学総合研究博物館の特任准教授

学歴 京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了

専門 動物行動学

カラス先生こと松原始さんは東京大学総合研究博物館の特任准教授です。

実家は奈良公園の近くで、子供のころは近所の山に登ったり、ため池で釣りをしたり、水路でザリガニをつかまえたりして遊びながら、五感をフル稼働して自然から多くのことを学びます。

水田も石垣も自分の「なわばり」で、どこに何がいるかを把握していました。

高校の教師で天文部の顧問だった父親も自分の双眼鏡を貸したり「お土産や」といって、手の中にホタルを持って帰るなど、松原さんに影響を与えたようです。

私もほぼ同年代の田舎育ちで、遊び場は裏山や田んぼで、おやつはグミやアケビを採って食べ、木の実をつぶして布を染めたり、レンゲで髪飾りを作ったりして育ちました。

運動オンチなので、しょっちゅう転んでひざやひじは「赤チン」(昭和のころの傷薬の名前です)だらけでした。

ゲーム機などない時代で、子供は自分たちで「遊び」を創造していました。

松原さんは京都大学在学中にカラスの研究を始め、研究テーマは「カラスの行動と進化」です。

インタビュー記事によるとカラスを食べたことはあるけれど、飼ったことはないそうです!

私はスズメは食べたことがある(合法的に)けど、カラスはありません。どんな味だったのかな?

松原始は結婚している?子供は?

松原始さんは現在53歳です。

一般的にはお孫さんがいてもおかしくない年齢ですね。

そこで家族について調べてみました。

現在家族に関する情報は見当たりませんでした。

結婚しているかどうかも調べたけれど分かりませんでした。

もし、情報を見つけたら追記するのでそれまでお待ちください。

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松原始は大学在学中にカラスの研究を始めた

松原始さんはカラスの研究家として有名ですが、その研究は大学在学中から始まったそうです。

カラスそのものには小学校に入学する前後に、夕方カラスに向かって「カー」と言ったら返事が返ってきたことで興味を持ちました。

大学で動物学のフィールドワークに取り組むことになった時、「カラス」のことを思い出してテーマをカラスに設定。

当時カラスの先行研究がなく、何から始めるか悩み、「とりあえずカラスを眺めよう」と、京都近郊のカラスを観察したことから研究がスタートしたそうです。

ひたすらカラスを観察する日々、食事もトイレも工夫してカラスを追いかけました。

その時も高校の理科教師であった父親の言葉が背中を押してくれたそうです。

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カラス先生の著書「カラスの教科書」で野鳥にはまる

松原始さんの著書「カラスの教科書」は私にとって思い出深い本です。

当時私が勤務していた学校の図書館の生物学の棚で見つけた「カラスの教科書」、棚からとりだすと表紙はかわいらしいカラスくんのイラストでした。

パラパラめくると、カラスくんのかわいい挿し絵がたくさん入っている。各章ごとに「カラスのつぶやき」というコラムがあって、第四章はカラスのQ&A!

これは面白そう!と思ってすぐに借りて読みました。

カラスはどこにでもいるありふれた野鳥だから、生態は研究されていると思っていたら、実はあまり研究されていないこともこの本を読んで知りました。

「カラスの教科書」は一般の人に向けてわかりやすくユーモアを交えてカラスについての基礎知識が書かれています。ベストセラーになるのもうなずける本ですので、ぜひ一度読んでみてください。

私は「カラスの教科書」が文庫化されたので、旅のお供にするために購入してたびたび読み返しています。

私はこの本を通じて野鳥の観察に興味を持ち、自宅の周辺(毎朝カササギに起こされ、ヒヨドリがうるさく鳴き、散歩すると必ずキセキレイに会います)や山や勤務する学校の敷地の野鳥を観察するようになりました。

野鳥観察のイベントにもときどき参加しています。見る意識が変わると見える世界が変わりますよ!

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松原始の「はじめてのいきもの観察」は中高生におすすめ

カラス先生の著書はカラスについて初級から上級まで多数ありますが、私が中高生に読んでほしい本は「はじめてのいきもの観察」です。

この本ではカラス先生の幼少期から現在までのいきものたちとの関りが生き生きと描かれています。

フリガナがないので、小学生には少し難しいかもしれませんが、難しい専門用語は出てきませんから読みやすいですよ。

最初の章の「頬の白いあいつ」の話は私も同じ体験をしたので、めっちゃ笑えました。

「ホオジロ」のほっぺたは白いところが少なくて、シジュウカラやムクドリのほうがよっぽど頬が白いんですよね。

全編を通してカラス先生の体験を通したいきものたちの姿や人間との関わりが描かれていて、この本を読むことによって、野生のいきものとの間合いや自然の見方が伝わってきます。

最後の章の「我が故郷は緑なりき」は、昭和の高度成長期を経験した私にとって、とても共感できる内容です。

近畿地方と九州では環境は違いますが、近代化が進み、整備された川や道路、住宅地では多様ないきものの姿を見ることは少なくなりました。

最近になって、「SDGs」が叫ばれるようになり、里山の再生などの取り組みが行われていますが、手遅れの部分も多いでしょう。

私たち人間も地球に住む動物の1種に過ぎないことを肝に銘じて、自然とかかわって行かなければと思います。

松原始さんの新しい本が出ました!「もしも世界からカラスが消えたら」が出ました。何だか聞いたことのあるタイトルですが、早速本屋さんに探しに行きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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