コスタリカの美しい鳥! 心奪われる楽園を訪ねて

セキツイ動物

2024年7月に念願のコスタリカ旅行に行ってきました。
お目当ては、たくさんの動物や植物の観察です。特にコスタリカでしか会えない鳥に会うこと!
コスタリカは鳥類の楽園で世界の鳥類の10%が生息していると言われ、世界の野鳥ファン憧れの国なのです。

この記事では私がコスタリカで出会った美しい鳥たちを紹介します。写真はすべて自分で撮影したもので、あまり上手ではありませんが、コスタリカでは素人でもこれだけの野鳥の写真が撮れるという観点で暖かく見守っていただければと思います。(笑)

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色彩豊かな羽を持つ鳥たち

フウキンチョウの仲間

フウキンチョウ(風琴鳥)は南北アメリカに生息する色鮮やかな鳥たちです。

左はソライロフウキンチョウ、右はコシアカフウキンチョウです。

ホノオフウキンチョウのオス(オレンジ色)とメス(黄色)

水辺の鳥

サギ類には珍しい形のくちばしを持つヒロハシサギ、夜行性です。
羽の色は地味ですが、ビー玉のようなつぶらな目が可愛らしい。

カニョネグロのボートツアーで見たクビワヤマセミです。日本でヤマセミを見るのはとても大変なのに、コスタリカではたくさん飛び回っていて、けたたましい鳴き声も聞くことができました。

サンホセからアレナル火山への移動中に遭遇したミドリヤマセミ、日本のカワセミにそっくりで、川の魚を狙っています。この後川にダイブして魚を捕まえました。

アメリカレンカクは一妻多夫制の鳥です。大きな足で水草の上を忍者のように歩きます。
黒い羽と黄色のくちばしのコントラストが美しい。

水辺の木の枝に擬態していたコアメリカヨタカ、夜行性です。

餌台にやってきた鳥

左からハチクイモドキ、ルリミツドリ、ハジロバトです。
個人のお宅の庭先にも、このような餌台が設置されていて、いろいろな鳥がやって来るようすを見ることができます。

ユーモラスな顔をしたドングリキツツキ、ケタケタと鳴きます。
ドングリキツツキが開けた穴をケツァールが巣穴として利用することもあるとか。

キバラオオタイランチョウは今回訪ねたいろいろな場所で見かけました。
大変気性が激しい鳥だとか。そういえば餌台で威張ってたな。

メガネクロウタドリ(左)とマミジロイカル(右)

クロキモシトド(左)とマミジロヤブフウキンチョウ(右)

オナガレンジャクモドキ

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オオハシの仲間

大きなくちばしとカラフルな羽が特徴のオオハシは熱帯の鳥の代表ですね。

キバシミドリチュウハシはからだ全体が緑色の小型のオオハシの仲間で、熱帯雲霧林の高地に生息しています。基本は果実食ですが、ケツァールの卵やヒナを食べることもあります。

ニショクキムネオオハシはコスタリカ最大のオオハシの仲間です。
くちばしだけで20センチの長さがあります。
この写真はガイドさんにスコープ越しにスマホで撮ってもらったものです。
高い木の上にいるので、私のカメラの望遠では無理でした。

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コスタリカの代表的な鳥

コスタリカの探鳥といえば「世界一美しい鳥」として有名なケツァールです。
ケツァールについては別の記事で詳しく説明しています。
https://kumisan-ikimono.online/quetzal/1627/

ハチドリは中南米の熱帯地方に広く分布しています。
コスタリカは熱帯雨林、熱帯雲霧林、熱帯乾燥林など多様な環境があり、環境に適応した種類のハチドリがいます。
ハチドリについても別の記事で詳しく説明しています。
https://kumisan-ikimono.online/humming-bird/1646/

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鳥の生息環境とその保護活動

コスタリカは九州と四国を合わせたくらいの面積で、太平洋とカリブ海に挟まれ、背骨のように高い山脈が走っています。
山脈の東側と西側では気候や植生が異なり、それに伴って野鳥を始めとした動物の分布も異なります。車で3〜4時間移動すれば、異なる気候帯で多種多様な動植物に出会えるのです。

コスタリカは環境保護とエコツーリズムの先進国です。
国立公園の他にも小さな私有の自然保護区もたくさんあります。
長年狩猟や野生生物をペットとして飼うことを禁止してきたので、野生生物は人間を危険だと認識していないみたいで、日本では考えられない近距離で観察でき、写真を撮ることができます。

ケツァールのような観察が難しい鳥は、地元のガイドさんたちが情報交換して観察場所を探してくれますし、特定の場所に観光客が集中して鳥の生活を邪魔しないように配慮しています。

家の庭先やレストランのデッキには鳥のための餌台が設置されていて、野鳥やリスなどがやってきます。
観光客は食事やお茶を飲みながら、野鳥を観察でき、地元の人も潤うわけです。

今回のコスタリカの旅では、さくらツーリストさんに大変お世話になりました。
さくらツーリストの下村さん(コスタリカ在住25年)には、旅行の行程だけでなく、自然環境の解説や写真の撮り方・カメラの設定まで多くのアドバイスを頂きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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