ネパールの旅3 ネパールってどんな国?食べ物やインフラは?

旅の記録

ネパールはインドと中国のチベット自治区に接する内陸国です。
世界最高峰のエベレストを有するヒマラヤ山脈が位置し、世界中から登山者が集まる国です。

多民族国家で公用語はネパール語ですが、各民族の言葉も使われています。観光客向けの場所では英語が通じます。ヒンズー教徒が8割を占め、カーストと民族が複雑に絡み合っています。

私は2024年3月にネパールでヒマラヤトレッキングを体験しました。その時の経験をもとにネパールの紹介をしたいと思います。

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カトマンズの街中はカオスで面白い

2024年3月のネパールの旅で、カトマンズの街を1日観光しました。
街中は人が多くて活気があり、日本だったら歩行者天国になりそうな歩行者がたくさんいる狭い道に二人乗りのバイクや車が突っ込んできます。

電柱の電線はどんどん継ぎ足していったのか、大混線です。危なくないのかしら・・・
カトマンズのホテルでは停電も経験しました。部屋で休憩していたら突然電気が消えました。まだ明るい時間でよかった。
服屋さんの陳列も軒先からマネキンがぶら下がっていてびっくりしました。

街角には仏塔やヒンズー教の施設があって、宗教が人々の生活に根付いていることを感じました。

世界中から登山者が集まるので、登山用品店もたくさんあります。値段は日本の半分以下、お店の人と値切り交渉して更に安く手に入れることもできます。

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ネパールの食べ物は日本人の口に合う

今回のネパールの旅ではトレッキングツアーも含めて11泊12日の日程でした。
トレッキングツアーの食事はガイドさんにおまかせで、チャーハンや焼きそば、野菜炒めなどが出ましたが、やさしい味付けで食べやすかったです。標高が高くなるにつれて、宗教上の理由からロッジで出る食事はベジタリアンになったのは興味深かったです。

カトマンズやポカラでは観光客向けのレストランからローカルの食堂まで、色々試してみました。
観光客向けのレストランはそれなりのお値段ですが、ローカルの食堂は4人でお腹いっぱい食べて2000円位でとても安くて美味しかったですよ。

ネパールの定番の食事は「ダルバート」です。ご飯と豆のスープに数種類のおかずがワンプレートに盛り付けられています。現地の人はこれを全部混ぜて手で食べます。私たちはスプーンを使いました。

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道路はいつも工事中で大渋滞

今回の旅行では陸路移動が複数回ありました。これが忘れられないハードな経験となりました。
カトマンズの市内が渋滞しているのは想定内、信号はほとんどなく、大きな交差点では警察官が交通整理をしています。

市内は渋滞していても、郊外に出たら渋滞は解消されると予想していましたが、これが大間違いでした。郊外では舗装していない道路が大半で、しかも工事中の場所だらけ。工事のようすも人力で土砂を移動させていて、工事が終わるのは何年も先になりそうな気配です。
ドライバーもクラクションを鳴らしてちょっとでも先に進もうと割り込むので、渋滞はさらに悪化します。

山道はガードレールのない無舗装道路で、法面もコンクリートで固めたりしていませんでした。
過去に事故が多かった場所には、無事を祈って法面に鏡がたくさん貼り付けてありました。
深く考えずにドライバーに命を預けて無事到着することを願って車に乗っていました。
ネパールのヒマラヤトレッキングはもう一度行きたい気持ちがありますが、陸路移動を考えると憂鬱な気持ちになります。

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ネパールの人は穏やか

ネパールはインドと中国の間にある国なので、ネパール人といっても多くの民族で構成されています。
見た目はインド人に似た彫りの深い顔をした人から、モンゴル系の顔立ちの人まで色々です。

私たちが接したのは外国人相手のサービス業に従事しているネパール人だったからかもしれませんが、皆さん穏やかで、押し売りをするようなこともありませんでした。

街中では物乞いや路上生活者もみかけましたが、危険な目には会いませんでした。
面白かったのはイヌが脱力して道路に寝ていること。とっても穏やかで人懐っこいですが、狂犬病の可能性があるので、なでたりはしませんでした。

町で暮らす人も、山岳地帯で暮らす人もシンプルに生活しているなあと感じました。
私は今回行けなかったエベレスト街道やチトワン国立公園に行きたい気持ちが強いので、近いうちにもう一度ネパールに行くと思います。

これからネパールに行こうと思っている人の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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