アフリカのボツワナにあるチョベ国立公園はデルタ地帯にある国立公園です。
ここでは4WD車で観察するドライブサファリとボートに乗って観察するボートサファリの両方が1日で楽しめます。私は2023年6月にチョベ国立公園を訪れました。
ここではチョベ国立公園で私が撮った写真とともに観察できる動物たちを紹介したいと思います。
チョベ国立公園の行き方
チョベ国立公園はボツワナの北端部にあり、アフリカ大陸の中でも野生動物が多く生息している地域のひとつとして知られています。
ボツワナには日本からの直行便はなく、南アフリカのヨハネスブルグで乗り換える必要があります。
最寄りの街は「カサネ」で、「カサネ」には、ホテル、テントキャンプ、豪華なロッジの宿泊施設があります。南アフリカのヨハネスブルグからカサネまで「エアリンク」という航空会社が1日1往復飛んでいます。
チョベ国立公園はジンバブエ、ザンビア、ナミビアの国境に近いので、ジンバブエのビクトリアフォールズに宿泊して、現地ツアーを利用して行く方法があります。
私たちもビクトリアフォールズから日帰りツアーでチョベ国立公園に行きました。
チョベ国立公園日帰りツアー
日帰りツアーでは朝7時にホテルでピックアップ、およそ1時間のドライブでボツワナの国境に到着です。国境に向かう途中で交通事故に遭ったサーバル(ヤマネコの仲間)が!ちょっとショックでした。
出入国の手続きが完了すると、車を乗り換えてチョベ国立公園を目指します。国立公園の入り口に到着したのが9時、「さあいよいよだ!」と意気込んでいたらここでコーヒーブレイクです。
野生動物の活動は早朝と夕方が盛んなので、動物の活動が終わってしまうのではと気持ちが焦りました。
10時近くに入場してもキリンやインパラ、カバやアフリカゾウはたくさん見ることができましたが。
早朝の動物たちを観察したい人はカサネに宿泊してサファリに参加することをお勧めします。
午前中はドライブサファリ
午前中は4WD車に乗ってドライブサファリです。私たちはニューヨークから来た家族と同乗しました。
公園内の道路は舗装していないのでデコボコ道、激しく揺られながら動物たちを観察します。ガイドさんは「アフリカンマッサージや!」と言っていましたね。(笑)
キリンの親子やインパラの群れ、バッファローなどの草食動物はたくさんいて活動していましたが、ライオンは食事が済んで昼寝中でした。
シマウマの死体にハゲワシが群がっているのをジャッカルが追い払うシーンが印象に残りました。
午後はボートサファリ
ドライブサファリの後はレストランで昼食休憩、午後はボートサファリです。10人乗りのボートでチョベ川を移動しながら動物たちを観察します。
ボートサファリで驚いたのはガイドさんの脅威の視力です。私たちには点にしか見えないのに、「あそこにクロコダイルがいる」「トカゲがいるよ」と教えてくれて、ボートを近づけてくれます。
ボートサファリでは川の中洲でくつろぐカバの群れ、中洲で水草を食むアフリカゾウ、川岸で水を飲むアフリカゾウの群れ、鮮やかな色彩の水鳥たちを観察できました。
アフリカゾウは実は泳ぎが得意で、川岸から中洲まで「ゾウカキ」で泳ぐらしいのですが、残念ながらゾウカキで泳ぐ姿を見ることはできませんでした。
午前中2時間、午後2時間のサファリを楽しんだ後はボツワナとジンバブエの国境で出入国手続き、そこから1時間のドライブでホテルに戻りました。
チョベ国立公園日帰りツアーの料金は?
私たちは事前に日帰りツアーを予約しました。VIATORを通じて予約し、ホテルまでの送迎と昼食付で93,300円(4人分)でしたので、1人当たり24,000円弱です。
ネットで検索するとたくさんのツアーがありますので、自分の希望に合うプランを選択してください。
また、現地でツアー会社と打ち合わせをする場合は「WHAT’S UP」というアプリが便利です。このアプリを使うと相手とチャットでやり取りできます。
英語圏の国であっても現地の訛りもあるので、英語力にかなり自信がないと電話でのやり取りは難しいですからね。
チョベ国立公園のサファリはケニアやタンザニアに広がるサバンナのサファリとはまた違った良さがあるのではないでしょうか。ぜひ、アフリカ旅行の選択肢に入れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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