アフリカ ケニア旅行 ドライブサファリで出会える5大野生動物!

セキツイ動物

東アフリカのケニアには数多くの野生動物が生息しています。

その代表であるマサイマラ国立保護区で野生動物に出会う旅をするにはどんな準備が必要で、どんな動物に出会えるのでしょうか?

ここでは私が実際にマサイマラに行った経験をもとに、旅行の豆知識や出会った動物について紹介します!

スポンサーリンク

アフリカ・ケニアのマサイマラへの行き方や旅行費用は?日程や準備はどんなことが必要?

ケニアのマサイマラ国立保護区は初めてのアフリカ旅行にはおすすめのエリアです。

アフリカ大陸は日本から遠く、移動だけで片道2日と考えて現地に3泊4日するとすれば、最低でも8日は必要です。

日程は長めの方が絶対に楽しめます。(なかなか休みは取れませんが)

日本の旅行会社のツアーを利用すれば安心ですが、添乗員が付くようなツアーは高いので、旅慣れた方は日本の旅行会社の現地ツアーを手配して、飛行機や滞在先のロッジは自分で手配するなど工夫してください。

予算は最低でも50万円くらいは必要です。

私は日本から韓国の仁川空港にLCCで飛び、そこからドバイでさらに乗り換えてナイロビに行きました。

ドバイの空港がとにかく広く、アライアンスの異なる乗り換えだとターミナルが変わるので冷や汗をかきました。

国際線で乗り換えがある場合はアライアンスを統一した方がいいと思います。

ナイロビの国際線の空港からマサイマラへは国内線の空港まで移動が必要なので、日本で手配を済ませておきましょう。

さて、飛行機もホテルも現地ツアーも手配が済んだら準備開始です。パスポートとビザは必須です。

黄熱病の予防接種は出発10日前までに受けましょう。

接種証明書(イエローカード)は生涯有効です。

経由地によってはイエローカードは必要ありませんが、状況によって変化しますので常に最新の情報をチェックするようにしましょう。

紫外線対策、蚊対策、消化器系の常備薬の準備は忘れないように。私はケニア最終日はお腹を壊してトイレとお友達になり、正露丸のお世話になりました。

また、治安も日本とは全く違いますので、外務省の海外安全ホームページや在ケニアの日本大使館ホームページをチェックして現地の治安を調べておきましょう。

スポンサーリンク

アフリカ・ケニア マサイマラ旅行ではドライブサファリが定番!

マサイマラに到着したら、楽しみ方の基本はドライブサファリです。

サファリとはスワヒリ語で「旅行」という意味で、植民地時代はサバンナの奥地に動物をハンティングするための奥地行を指すようになりました。

今では動物を自然のまま観察する小旅行という意味で使われています。

ドライブサファリは天井がオープンになった四輪駆動車でサバンナを走りながら野生動物を観察します。

基本は早朝と夕方の2回、昼間は暑すぎて動物たちも活動していませんし、人間もダウンしてしまいます。

朝早起きしたら、ビスケットやコーヒーで軽くお腹を満たし、サファリに出発です。

地平線から登る朝日を見ながらのドライブしていると、鳥や草木が目覚めるのが分かりますよ。

運がよければライオンが獲物を食べる様子を至近距離で見ることができます。

2時間のドライブサファリを終えると朝食です。

朝食後はのんびり読書したり昼寝したり、安全な区域を歩いて回るウォーキングサファリが体験できる施設もあります。

もし、お金と時間に余裕があるならば、バルーンサファリをお勧めします。

バルーンサファリは熱気球に乗って上からサバンナを観察するサファリです。

筆者は体験できませんでしたが、本当に人生観が変わる体験です。

夕方のドライブサファリを終えたら夕食、早めの就寝です。

テレビもないし、場所によってはWifiも期待できないのでのんびり過ごしてデジタルデトックスするのもいいですよ。

スポンサーリンク

アフリカ・ケニア マサイマラのドライブサファリで5大動物(ビッグ5)に出会う!

読者の皆さんは「アフリカの動物ビッグ5を答えてください」と聞かれたら何と答えますか?

筆者もサファリの最初にドライバー兼ガイドさんに聞かれました。

ビッグ5とは、ライオン・ゾウ・ヒョウ・サイ・バッファローを指します。

「なんだ全部動物園で見たことある」なんて言わないでくださいね。

マサイマラではこれらの動物は大自然の中で自給自足で生活しているのです。

ビッグ5はもともとハンティングの獲物としての大物ベスト5だったのですが、最近は会えたらうれしい動物ベスト5を指し、バッファローの代わりにチーターが入っています。

ビッグ5以外にも、前脚が後脚より長くて独特な走り方をするブチハイエナ、1頭のオスがたくさんのメスをキープしているインパラの群れ、スパイダーマンのような色合いのアガマトカゲ、悠然と草を食むカバやキリン、セグロジャッカルとマングースのにらみあい等たくさんの野生動物を観察することができます。

ここで忘れてはいけないのは、野生動物たちの世界に人間はちょっとお邪魔させていただいているという感覚です。

サファリ中は車を降りることは禁止ですし、お目当ての動物に出会えても騒いではいけません。

ゴミを捨てるなんて論外です。

スポンサーリンク

マサイマラの5大動物(ビッグ5)の特徴を紹介します!

マサイマラの5大動物 1.ライオン

百獣の王ライオンですが、動物園ではゴロゴロ寝ていますよね。

サバンナでもほとんど同じです。

ライオンは獲物を捕まえるときや敵と戦う時以外に無駄なエネルギーを使いません。

ゴロゴロできるのは襲われることを警戒しなくてよい百獣の王である証拠です。

ライオンはプライドという群れで行動します。

プライドは数頭のオスとメスライオンの群れから構成されます。

メスライオンは皆血縁関係にあります。

マサイマラの5大動物 2.アフリカゾウ

アフリカゾウはサバンナ最大の動物です。

群れで行動し、リーダーは年齢の高いメスです。

小象をつれたアフリカゾウの群れが悠々と車の前を横切る姿を見ると神々しいものを感じてしまいます。

あんな巨体ですが、実はつま先立ちで歩いていて踵の部分には厚い肉のクッションがあり、足音がしません。

気が付いたら至近距離にアフリカゾウがいた!ということもあり得ます。

怒ると自動車などひとたまりもないので、気をつけましょう。

マサイマラの5大動物 3.ヒョウ

チーターとヒョウの区別はつきますか?

どちらも黄色の毛に黒の模様だけど、よく見ると体形も模様も全然違います。

チーターはスパイクシューズを履いた俊足ランナー、ヒョウは木登りが得意な忍者といったところです。

ヒョウはサバンナで出会うことが一番難しい動物です。

夜行性で昼間は大きな木の上や岩陰などで休んでいて、あの模様が迷彩服よろしく景色に溶け込んでしまうからです。

マサイマラの5大動物 4.サイ

マサイマラには絶滅危惧種のクロサイがいます。

サイにはクロサイとシロサイがいますが、体の色が黒と白というわけではなく、ほとんど一緒です。

クロサイは尖った口(木の葉を食べる)シロサイは横に広い口(草を食べる)をしています。

シロサイのシロは英語のWide(横に広い)をWhite(白)と聞き間違えてそのまま名前になりました。

クロサイはシロサイと区別するためにクロサイにしたらしいです。

サイの角は漢方薬の材料になるといわれ密猟の対象になり、サイの数は激減しました。

マサイマラの5大動物 5.バッファロー

立派な角、不機嫌そうな顔、太い脚。アフリカのバッファローは沖縄のおっとりした水牛とは随分雰囲気が違います。

オス同士は頭突きで順位を決めるので頭頂部が分厚く大きな角を持っています。

突撃されると車も危ないのでドライバーさんは警戒していました。

子供のバッファローは角がなくて、ただの茶色い子牛です。

スポンサーリンク

まとめ

アフリカ大陸東部ケニアのマサイマラ国立保護区で見られるビッグ5について紹介しました。

コロナウイルスも少し治まってきて、そろそろ海外旅行もできそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、ケニアも旅行先として検討してくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました