まだ5月なのに、夏のような暑い日が続きます。
先日4回目の講習がありました。
最初に共同畑にサツマイモの植え付けをしてから昨年の秋に共同畑に植えた玉ねぎとニンニクを収穫しました。また、追肥、トマトの脇芽欠きをしました。
サツマイモの植え付け
サツマイモは種芋を発芽させてできた苗を、マルチを張った畝に棒で穴を開け、水平よりもやや斜め(10度くらい)に植え付けます。
苗を垂直に植えるよりも大きさが均等な芋がたくさん収穫できるのだそうです。
玉ねぎとニンニクの収穫
参加者全員で畑の要所要所に広がって、とにかく玉ねぎとニンニクを抜きます。玉ねぎは地上部の葉がクタッとなった頃が収穫時期だそうです。
引き抜き終わったら、緑色の葉と根をハサミで切り取ってコンテナへ積み込みます。
この作業でも、抜いた玉ねぎをどう置いたら次の作業がしやすいかなど、考えて作業することを教えてもらいました。
今年は春先に雨が多かったせいで、中身が入っていないニンニクが多く(農家さんはボウズと呼んでいました)ニンニクの収量は極端に少なかったそうです。玉ねぎも小ぶりのものが多かったです。
気温や降水量は人間にはどうにもできないことなので、農業の厳しい一面を感じました。
追肥とトマトの脇芽欠き
最初の種まきや苗の植え付けから2ヶ月近く経ちました。そろそろ追肥が必要になってきます。
今回は5キロ程度の鶏ふんを追肥するように指示されました。
追肥の量やタイミングは作物をよく観察して、葉の色が薄く元気がなかったら追肥をするなど、自分の作物をよく観察することが大事だと学びました。
私はほうれん草や小松菜などの葉野菜は収穫済みだったので、鶏ふんを3キロまきました。
追肥したところは根を傷つけないように三角ホーで軽く耕し、肥料の吸収を良くするとともに作物の根の呼吸を助けます。
トマトを育てたことがある人は分かると思いますが、トマトの葉の付け根から脇芽がどんどん出てきて大きくなります。放っておくと、ジャングルのようになって、却って収量が少なくなります。
脇芽にエネルギーが分散するからです。脇芽を積んで「1本立て」にします。
講習も4回目になると、参加者の方とも顔見知りになり、会話も増えました。ベテランの方からはたくさんのアドバイスをもらって、とても勉強になります。
これから暑くなると草取りがとても大変です。熱中症に気をつけて頑張らないと!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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