3月の終わりに肥料を鋤き込み、種まきした畑は2週間後に無事発芽しました。やったーうれしい!
また、第2回の講習もありましたので、その報告もしたいと思います。
自分で蒔いた種が発芽するって嬉しい!
畑で育てている野菜は普段からお世話になるおなじみの野菜ばかりです。でも、おなじみの野菜でも種や芽生えを見る機会は少ないですよね。農学部卒で40年以上生物の教員をしている私でも、新鮮な驚きと喜びがありました。
たとえば、小松菜と大根やラディッシュはアブラナ科なので芽生えはそっくりだったり、逆に同じ葉野菜の小松菜とほうれん草はほうれん草はヒユ科なので芽生えが全く違います。ゴボウの芽生えは生まれて初めて見ました。
私が教えている高校生にとっても自分が食べている野菜ができるまでの過程を知ることは大事だと思って写真をスライドにして紹介しました。体験農園では小さなお子さんと一緒に野菜作りをしている家族もいて、いいなあと思います。
第2回講習内容
代表的な害虫とその対処法
春から夏の厄介な害虫は、カブラハバチ・モンシロチョウの幼虫(アオムシ)・ダイコンハムシ・ヨトウムシです。アブラナ科の野菜は害虫被害にあいやすいとのことです。
害虫を見つけたら吸い取り器で捕獲して、洗剤で殺して捨てる。イモムシ系は捕まえて靴で踏み潰す。
葉の裏の卵を見つけたら、指で潰す。容赦ないですね。農薬を極力使わないので、心を鬼にしなくては、害虫と人の生存競争です。
つる棚作り
支柱と麻紐を使って、キュウリを栽培するためのつる棚を作ります。
180cmの支柱2本、120cmの支柱4本、麻紐を使って作りました。麻紐は自然に還るので、固結びにしても大丈夫です。
里芋植え付け
里芋専用の畝の一画に里芋の種芋を植え付けます。(一人3個)植えた後は時々草取りをする程度で、収穫までほったらかしです。
作業が終わったら水やりをして終了です。露地栽培なので、発芽した後は雨が降れば水やりも不要です。その分害虫対策や草取りが大変のようです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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