家庭菜園初心者3 間引き・行灯 夏野菜が勢ぞろい!

スローライフ

5月に入り、夏日も記録されるようになりました。体験農園も3回目の講習で、春夏の野菜の植え付けがほぼ終わりました。作業内容を写真とともにお伝えします。家庭菜園のお役に立てば幸いです。

スポンサーリンク

間引きをしよう

1回目の講習で種をまいた、大根・ニンジン・小松菜・ホウレンソウがずいぶん大きくなりました。

種が小さいので、間隔をあけてまいたつもりでも、密集した場所が見られます。密集していると光や養分の取り合いで、大きく育たなくなります

そこで、株どうしが適切な間隔になるように間引きをしていきます。

間引きをするときは、密集しているところで、一番大きな株を間引きします。これは意外でした。素人考えでは一番弱弱しい株を間引いてしまいますよね。

大根やニンジンなどの根菜は周りを傷つけないように引き抜きます。葉野菜はハサミを地面に押し込んで、根を切って間引きします。葉野菜は引き抜くと隣の根を傷つけてしまいます。

間引きした野菜もおいしく食べることができますよ。

スポンサーリンク

夏野菜の苗とコンパニオンプランツ

農家さんの設計図を見ながらキュウリ・ピーマン・青じそ・バジル・トマト・ナスの苗を植えていきます。トマトやナスなどのナス科の野菜は連作障害が出やすいので、昨年と違う場所に植えるように設計されています。

この時、青じそとバジル以外の苗を植えるときは20㎝ほど離れたところにネギやニラの苗も植えます。
ネギやニラは根から病気を予防する成分を分泌するので、近くに植えることで夏野菜の苗の病気を防ぐ効果があるとのことでした。

このような植物をコンパニオンプランツと言います。

スポンサーリンク

キュウリの害虫予防策「行灯」

キュウリにはウリハムシという害虫がつきます。ウリハムシはキュウリの葉を食べ、葉がまるでレースのようにスケスケになってしまいます。

ウリハムシ予防として有効なのが「行灯」です。ウリハムシは水平にしか飛べないので、キュウリの苗を袋で覆うと葉を食べられずにすみます。

作り方は細い支柱を苗の周りに4本立てて、両端を切った肥料の空袋をかぶせるだけです。

スポンサーリンク

ラディッシュは収穫して2回目の種まき

ラディッシュは「はつか大根」とも言い、種をまいて一ヵ月程度で収穫ができます。

今年は4月に雨が多く、急に暑くなったので、ラディッシュの表面がナメクジに食べられていたり、大きくなりすぎて割れていたりと思ったように収穫できませんでした。

2回目に期待です。

スポンサーリンク

オクラの種まき

最後はオクラの種まきです。特別なことはありませんが、オクラはかなり大きくなるので、30㎝以上の間隔をあけて、2ヵ所に種を3個ずつまきました。

種はあまり深く埋めずにかぶせる土は厚さ1㎝くらいが適当です。

去年はオクラが大きくなりすぎて、実を収穫しようにも手が届きませんでした。今年は適当な大きさまで成長したら、成長点を切って大きくなりすぎないように工夫します。

スポンサーリンク

草取りはこまめにやろう

気温が上がり、適度に雨が降ると、野菜も育ちますが、雑草の勢いよく伸びてきます。

大きくなる前にこまめに草取りをする方が、後々楽です。ベテランさんは最初から「マルチ」というシートを畝に張って雑草予防をしています。

種をまいた野菜が芽生えて成長していく様子を見ることは大きな喜びです。それと同時に日ごろ食べている野菜が、どれだけ手をかけられているかを知ることができます。

学校で英会話やITを学ぶのもいいけれど、農業実習も必要な教育ではないかと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました