ツバメの種類、日本に渡ってくるツバメは5種!

暖かな日が続き、ツバメがスイスイ飛んでいる姿を見かけるようになりました。

日本に渡って来るツバメは5種います。「えーっ!全部同じだと思っていた!」という人も多いでしょう。

日本に渡って来るツバメの種類と特徴を調べてみました。

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ツバメの種類、日本に渡ってくるツバメは5種!

ツバメ

全長17センチ、翼を広げると32センチ、北海道から九州までの地域に夏鳥として渡って来ます。

背中は光沢のある黒色で、腹は白色、ひたいと胸が赤、尾は長く二つに分かれ、オス方がメスよりも尾が長く見えます。

男性の夜間の礼服である燕尾服は、裾がツバメの尾に似ていることが名前の由来です。

家や商店の軒先にお椀型の巣を作って子育てをします。

イワツバメ

全長14センチ、翼を広げると30センチでツバメよりやや小さくて、尾の切れ込みが浅いのが特徴です。

北海道から九州までの山地から市街地までに渡って来て、ビルや橋の下などに集団で巣を作って繁殖します。

背中は光沢のある黒で、お腹から腰は白色です。

巣は球形で、天井部まで土で覆われているところがツバメの巣と異なっています。

コシアカツバメ

名前の通り腰の部分がオレンジ色のツバメです。

全長18センチ、翼を広げると32センチでツバメよりやや大きく、のどから腹に縦のすじがあるのが特徴です。

北海道から九州までの市街地に渡って来ますが西日本に多いツバメの仲間です。

建物の高いところや、橋の下に巣を作って子育てをします。

巣の形はイワツバメと似ていますが、出入り口が長くてとっくりのような形をしています。

リュウキュウツバメ

全長13センチ、翼を広げると30センチでツバメによく似ています。

尾の切れ込みが浅くて胸から腹は灰褐色をしています。

奄美大島より南で見られ、沖縄県では一年中見られる留鳥です。

人家や橋などにツバメに似たお椀型の巣を作ります。

ショウドウツバメ

他のツバメの仲間と違い、土手に穴を掘って集団で子育てをするので、小洞(ショウドウ)ツバメと名付けられました。

全長12センチ、翼を広げると28センチでツバメより小さく、尾の切れ込みが浅いです。

背中は黒褐色で、のどと腹は白色をしています。

北海道の海岸、原野、河川、農耕地に夏鳥として渡って来ます。

以上のように日本には5種のツバメが渡って来ます。リュウキュウツバメやショウドウツバメは見られる地域が限られますが、だいたい3種のツバメは身近に見られます。

今年は渡って来るツバメの種類まで注意して見てはどうでしょうか?野鳥観察の楽しみが増えますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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